ドイツ系卸売り流通大手のメトロ・キャッシュ&キャリー(メトロC&C)は2日、メコンデルタ地方カントー市に水産総合センターを開設した。同施設は同社がこの地方に設ける初めての水産センター。2日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
この水産総合センターは、同市にある卸売りスーパー「メトロ・カントー」の敷地内に建設された。同施設は水産物加工場、冷凍冷蔵施設、廃棄物処理施設が設置された水産総合センターで、国内市場向けに、安全で高品質な水産物を供給することに寄与する。
なお、同施設はメトロC&Cのほか数社および農業農村開発省とが連携して実施する官民パートナーシップ方式(PPP方式)による投資事業。