米コンサルティング大手マーサーがこのほど発表した「2011年におけるベトナムの給与動向調査」によると、今年の平均給与上昇率は前年比0.7%増の13.3%となっており、今年のインフレ率見通しである20%を大幅に下回る結果となった。11日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
平均給与上昇率が特に高かったのは、医薬品業の14.1%、化学品製造業の13,9%。その他、銀行業、石油産業、ハイテク産業は12.5%~14.0%の上昇となった。
同調査は、国内外329社の社員9万282人を対象に、給与・福利厚生と各国の市場との妥当性などを調査したもの。