サイゴン投資グループ(SGI)傘下のSGIラオス水力発電株式会社のゴ・トゥアン・ズン社長は19日、ラオス計画投資相との間で、同国北部フアパン省にあるナムスン水力発電所案件向け投資契約に調印した。20日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同水力発電所は、投資総額4億5000万ドル(約342億円)、総出力288メガワット。2016年の稼動開始を予定している。発電量の15%がラオスに、残りの85%がベトナムに供給される予定。
同案件は2011年~2012年における国家電力開発計画の一環で、ベトナムとラオス両国の安定的電力供給に大きく寄与すると期待されている。