ベトナム国家銀行(中央銀行)は29日、ベトナム人の個人向け外貨購入に関する通達第20号2011//TT-NHNNを公布した。30日付VNエコノミー紙が報じた。
それによると、観光、留学、治療などの目的で海外へ渡航する個人に対して、滞在1日当たり100ドル(約7675円)の外貨購入を認める。購入出来る上限額は、滞在10日分に相当する1000ドル(約7万6800円)。なお、この制度は保護者のパスポートに併記されている乳幼児及び児童も1人分として適用される。但し、中央銀行は各商業銀行に対して、それぞれの外貨準備率に基づき、この上限額を超えて外貨を販売することを認めている。