ベトナム国家銀行(中央銀行)が金融機関のドル建て預金金利の上限を年利3%に定めた通達が13日に施行されたことを受けて、各行はドル建て預金金利を3%に引き下げた。14日付サイゴンザイフォン紙電子版が報じた。
中央銀行のこの決定は、外国為替市場の過熱抑制を目的とした措置で、専門家らから預金者や経済全体にとって有益と評価されている。今後、ドル建て預金をベトナムドン預金に移す人が増えると予想される。
ドル建て預金金利が引き下げられた13日、ホーチミン市の各行では、さっそくドル建て預金をベトナムドン預金に切り替えようとする人たちで込み合った。