ペトロベトナム石油総公社(PVオイル)のレ・ニュ・リン会長は、シンガポールに同社全額出資の子会社を設立する予定があることを発表した。9日付べトストックが報じた。
同子会社は、資本金500万ドル(約4億1400万円)、主要事業は国際市場向けの原油販売と国内市場向けのガソリン・石油関連製品の購入及び輸入。現在、海外投資局に対して海外投資許可書の取得手続きを進めている。このほか、PVオイルはカンボジアでバイオガソリン生産工場の建設も計画計画している。
PVオイルは、2年前にはシェルグループ傘下企業の買収を通じてラオスのガソリン・石油関連製品小売市場に進出している。