在ベトナム世界自然保護基金(WWF)は3日、ラオスを流れるメコン川本流で4月に着工が予定されているサヤブリダムについて、着工を10年後に延期するべきとしている資源環境省に賛意を示した。4日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
在越WWFは、同案件の投資家は環境と社会経済に大きな影響を及ぼしたタイのルンダム建設における失敗から、ダム建設に伴う環境へのリスクを十分に学び、綿密な調査を行うすべきだと勧告した。
これに先立ち、グエン・タイ・ライ資源環境次官と多くの専門家は、ラオス政府に意見聴取期間の延長と着工時期の延期を求める要望書を提出することを決めている。