国会経済委員会はこのほど、年初9か月の経済状況報告と年末までの経済状況予想を発表した。これによると、9月と10月の消費者物価指数(CPI)上昇率がそれぞれ前月比1.31%、1.05%と、ここ数年で最高水準を記録したことにより、年初9か月のCPIは年間計画の7~8%に迫る6.46%まで上昇した。
自由市場における金価格が高騰し、通貨ドンの対ドル為替レートが下落している状況に加えて、例年11月と12月のCPIは大幅に上昇する傾向があるため、国会経済委員会は、CPIの上昇を抑制するために妥当な方策が講じられなければ、2010年CPI上昇率は8.4%まで上昇する可能性が高いと指摘している。