韓国の大手建材メーカー東和(Dongwha)ホールディングスとベトナムゴム産業グループ(VRG)との合弁会社であるMDF VRG東和株式会社は13日、東南部ビンフオック省チョンタイン郡の第3ミンフン工業団地で、木質繊維を原料とするファイバーボードの中密度繊維板(MDF板)製造工場を着工した。総投資額は約1億2000万ドル(約106億円)。
工場の年産能力は30万立方メートルでアジア最大規模を誇る。原料はビンフオック省のほか、東南部のビンズオン省とタイニン省、中部高原地方ダクノン省から調達、製品は輸出する。工場の従業員数は1000人を超える規模になる見込みという。完成は2012年第1四半期(1~3月)の予定。