ドイツ系国際宅配大手DHLとベトナム郵便通信グループ(VNPT)の合弁会社DHL-VNPTエクスプレス社は21日、ホーチミン市のタンソンニャット空港に業務センターを開設した。投資額は500万米ドル(約4億7000万円)。
センターは面積2200平米、同空港の国際宅配貨物検査場に設置され、エックス線検査装置などを装備している。DHL-VNPTのティム・バクスター社長は「新センターの設置により通関手続きが少なくとも半日は早くなる」と話した。
このセンターの設置は、DHLがベトナムに投資する総額1400万米ドル(約13億円)の計画の一部。DHLは今後もサービスセンターと集配拠点の新設、集配車両数の増強などを行う予定。