航空宇宙業界で欧州最大手EADSと韓国航空宇宙産業(KAI)は3日、中部ダナン市人民委員会の幹部らと同市での航空産業団地建設案件について協議した。EADS側はこれが3回目の現地視察であり、同社にとってダナン市での投資が特に重要な案件であることを強調した。同市幹部は歓迎の意向を表明した。
ベトナム航空のファム・ゴック・ミン社長によると、この案件は2~3期に分けて実施されるという。第1期では部品の組み立てを行い、第2期で部品製造工場を建設する。EADSは今回の視察を終えた後、事業化調査(FS)報告書をまとめるとみられている。