ベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン)は2月28日、中部高原地方ダクノン省ダクルラップ郡ニャンコー村でアルミナ精錬工場を着工した。総投資額は6億5500万米ドル(約580億円)。中国アルミ集団のエンジニアリング会社であるチャイナ・アルミニウム・インターナショナル・エンジニアリング社(チャリエコ)が設計から機器調達・現地工事までを実施するEPC契約を締結している。
この工場は2012年末に完成の予定で、年産能力は65万トン。生産高は年平均3兆7560億ドン(約180億円)を見込んでいる。国内のアルミナ精錬工場としては、中部高原地方ラムドン省で建設中のものに次いで2番目となる。