資源環境省地質鉱産局が東南部のニントゥアン省、ビントゥアン省、バリア・ブンタウ省の沿海地域で実施している「チタンおよびジルコン鉱砂埋蔵量調査」の当初の結果によると、チタンの埋蔵量は4億~5億トンに上る可能性があると予測されている。
この調査は3省の合計面積1400平方キロメートルの土地で調査を行い、具体的な探査地域を絞り込むもので、2010年末まで行われる予定。
天然資源の専門家によると、ベトナムは世界の中でもチタン鉱石埋蔵量が最大規模の国の一つとみられており、将来チタンの採掘・加工産業の発展が見込めるとされている。