台湾のフォルモサグループの代表はこのほど北中部ハティン省人民委員会幹部と会い、ブンアン経済区での製油・石化地区建設案件に投資する意向を表明した。面積1591ヘクタールの敷地に製油所(年産能力1400万トン)や火力発電所(出力500メガワット)などを建設する計画で、直接的に4000人、間接的には5000人の雇用創出を見込んでいる。同社は投資認可を取得したときから7年以内に製油所を完成させると公約しているという。
これに対し、同省共産党省委員会のグエン・タイン・ビン委員長は、フォルモサ側の投資案件を歓迎するとしながらも、大規模案件であるため政府に報告し意見を聞く必要があると述べた。