東南部ビンズオン省トゥアンアン郡のアンフー株式会社はこのほど、今年6月から果物用の放射線照射装置を稼動させる予定だと明らかにした。米国にドラゴンフルーツを輸出するためで、米農務省(USDA)動植物検疫局(APHIS)の基準を満たした放射線照射装置の設置はホーチミン市のソンソン株式会社に次いで2社目。
アンフー社は2003年に年間処理能力3万トンの水産物用と医薬品用の放射線照射装置2台を設置した。しかし米国向けドラゴンフルーツの放射線照射の需要が大きいため、ソンソン社の協力を得て1台を果物用に変更した。今後米国の専門家の検査を受け証明書が発給された後に稼動を開始する予定。