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特集記事一覧

両手を失くした溶接工、自分の生き方を見つけるまで (22/10/23)
農作業をしながら頭の上まで高く積み上がった野菜の荷車を汗だくで押している母親の姿を見て、ゴック・ニュットさんは家に駆け込み、両手を失った自分の無力さを感じて子供のように泣きじゃくった。 ホーチミン市直轄トゥ
ニャチャンの窯焼きバインミー職人、昔ながらの味そのままに (22/10/16)
南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市では、時が経つにつれて伝統的なバインミー窯が減り、代わりに短時間で焼けて便利で生産性の高い電気オーブンを使うようになっている。しかし、今でも伝統的な窯焼きバインミー作りに情熱を燃やし、
ホーチミン、真夜中のハンモックカフェに集う人々 (22/10/9)
肌寒い真夜中、貧しい労働者たちはハンモックに横たわってぐっすりと眠る。荒天の真っ只中、お金がない人や路頭に迷った人もまた、モーテルやホテルに泊まるよりもお金をかけずにやわらかいハンモックに身体を預ける。 深
街を駆ける一本足の配達人 (22/10/2)
21時30分、スマートフォンの画面に「配達」の文字が光る。トン・タン・クオックさんは、今日1日の仕事をスクロールして振り返ると、画面をタップして、バイクを外に出した。 目的地に着くと、片足跳びで店内へ。食べ物の入
女の子を出産したトランスジェンダーの夫、法的な「父親」への渇望 (22/9/25)
娘の出生証明書には、母親の欄に「カン」と記載されている。娘を産んだのは、女性から男性に性転換したトランスジェンダーの「父親」であるカンさんだ。 南部メコンデルタ地方ドンタップ省出身のカンさん(26歳)は女性から
中古自転車を購入・修理して貧しい生徒に寄付、年金暮らしの老夫婦 (22/9/18)
北部紅河デルタ地方ハイフォン市ゴークエン区に暮らすブー・タイ・ホアさん(男性・70歳)夫婦は、毎月年金を受け取ると一部を中古自転車と部品の購入に充て、バイクタクシーの運転手の仕事もしながら自ら中古自転車を修理して貧しい生徒に寄
古き良きサイゴンを今に残す、手描きのレトロ看板職人 (22/9/11)
南部メコンデルタ地方ドンタップ省出身のグエン・ホアイ・バオさん(男性・37歳)は、10年以上にわたり、1980年代から1990年代のスタイルで店の看板や広告を手描きする仕事を根気強く続けてきた。 8月のある日の午後、バオさ
帰郷、そして家族との対面……「異形」のベトナム男児と米国女性の物語 (22/9/4)
東南部地方ビンフオック省ドンソアイ市の住宅地に1台の車が停まった。開いたドアから出てきた若者は、立ち尽くす女性に駆け寄り、ひしと抱きしめた。 【過去の関連記事】
カンボジアカジノからのベトナム人集団脱走、40人を助けた恩人たち (22/8/28)
8月18日、カンボジアのカジノで強制労働をさせられていた約40人のベトナム人が警備網を突破して集団脱走し、南部メコンデルタ地方アンザン省とカンボジア・カンダル州の境を流れるビンジー(Binh Di)川を泳いで帰国するという事件があった。
子ども3人を大学院に、夢を実現したシクロ運転手と露天商の夫婦 (22/8/21)
北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市に暮らすチャン・ティ・ガンさん(女性・55歳)は、長女が小学1年生になると、子供たち全員を大学まで行かせるつもりだと近所の人たちに話した。それを聞いた人たちは、小学4年生の勉強も終えていない
自分のルーツを求めてフランスからベトナムへ、実の家族と奇跡の再会 (22/8/14)
エマ・キーナーさん(26歳)とフランス人養父母がホーチミン市を訪れ、エマさんの母親を探していることをSNSに投稿した翌日、信じられない奇跡が起こった。エマさんはついに、ホーチミン市で実の家族を見つけたのだ。エマさんの母親探しの物語
「数を数える動画」がバズって人生激変、牛飼いの青年の今 (22/8/7)
名もなき牛飼いの青年だったソー・イー・ティエットさん(1988年生まれ)は、「英語で数を数える」という1本の動画がバズったことで、たった1晩で一躍有名人となった。この思いがけない幸運に続いて、ティエットさんの人生も劇的に変わった。
山の上の子供たちに「映画館」を、辺境でのボランティアに尽力する若者 (22/7/31)
120インチのスクリーンにアニメ映画のオープニングが投影されると、子供たちは歓声を上げた。その様子を見て、ホー・ホアン・リエムさん(男性・33歳)は満足げに微笑んだ。 これは、国内の山の上に設置された3つ目の移動式
コロナで逝った女友達との約束、「父ふたり子ひとり」の子育て (22/7/24)
グエン・バックさんと同棲中に、タイン・リンさんは女友達との間に子供ができた。しかし、子供が生まれて1か月も経たないうちに、母親は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により幼い我が子を残してこの世を去ってしまった。彼女は生前に残
パームシュガーを地元アンザン省から欧州へ、クメール族女性の挑戦 (22/7/17)
起業して5年、南部メコンデルタ地方アンザン省チートン郡出身で少数民族クメール族のチャウ・ゴック・ジウさん(女性・40歳)は、年間売上高12億VND(約710万円)を達成し、ヨーロッパ各国に地元産のパームシュガー(ヤシ糖)を輸出している。
元夫に火をつけられた女性が見つけた新たな幸せ (22/7/10)
元夫に火をつけられて全身に火傷を負った日から、2人の子供を自分で育てていくと決めていたガンさんだったが、同様に火傷を負い、困難な状況にいたミンさんからの愛情がガンさんを変えていった。 【過去の関連記事】
客も驚き、12歳のカリスマ美容師 父の背中を追って (22/7/3)
11歳のとき、「コアイタイ(「ポテト」の意)」のあだ名もあるファム・トン・ゴック・タイン・ビーさんは、ホーチミン市5区グエンビエウ(Nguyen Bieu)通りにある父親の美容室のメインスタイリストになった。 多くの客は、満
がんに打ち勝ったシングルマザー、病を経て人生に輝き (22/6/26)
トゥイさんにとってがんは人生の終わりではなく、彼女の人生をより輝かしく再スタートさせるためのチャンスとなった。 1日が50時間あればと願った闘病の日々 「お母さんね、がんになっち
ハノイの「鍛冶屋村」唯一の女性職人 (22/6/19)
初夏の午前7時、ドー・ティ・トゥエンさん(女性・57歳)は手持ちの中で一番古い服を選び、ブーツを履き、分厚いグローブをはめ、布の帽子をかぶって、40年物の炉に火を入れる。 トゥエンさん一家の工房は、刃物作りの伝統工
日本初のベトナム人ロックバンド「KURROCK」、異彩を放つ魅力 (22/6/12)
2022年6月に東京・代々木公園イベント広場で開催された「ベトナムフェスティバル2022」で、ひときわ異彩を放つアーティストがステージに登場した。東京をベースに活動する、ベトナム人5人と日本人1人からなる6人組ロックバンド「KURROCK(黒
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2024/05/06 17:00 JST更新
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