(C)Dang Cong San |
- 45年を視野に入れた観光開発計画を承認
- 30年までに海外からの観光者3500万人に
- 30年までに1050万人の観光雇用創出
チャン・ホン・ハー副首相は13日、「2045年を視野に入れた2021年~2030年の観光開発計画」を承認する決定第509号/QD-TTgに署名した。
同計画では、2025年までにベトナムを世界でも高い観光開発力を持つ、魅力的な目的地とするとともに、2030年までに観光業のグリーン成長モデルを確保して国の主要産業とすることを目指す。
具体的な目標について、2025年までに海外からの観光者数を年間2500万~2800万人、国内の観光者数を年間1億3000万人にそれぞれ増やす。また、2030年までに海外からの観光者数を年間3500万人に、国内の観光者数を年間1億6000万人にそれぞれ増やすとしている。
宿泊施設の客室数については、2025年までに130万室、2030年までに200万室に増強する。
観光分野の雇用創出について、2025年までに630万人(うち直接雇用は210万人)、2030年までに1050万人(同350万人)の雇用創出を実現する。国内総生産(GDP)に占める観光業の割合は2025年までに8~9%、2030年までに13~14%に拡大させる。
なお、同計画では持続可能な観光開発に向けて、観光業の各施設での使い捨てプラスチック製品の使用制限など、環境保護や気候変動対応に関する事項も盛り込まれている。