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フランスの格付け機関であるミシュラン(Michelin)は、ホーチミン市とハノイ市にあるレストランを初めて格付けし、星を獲得した4軒を発表した。
今回、ハノイ市の「ザー(Gia)」「ヒバナ・バイ・光輝(Hibana by Koki)」「タムビ(Tam Vi)」の3軒と、ホーチミン市の「アンアンサイゴン(Anan Saigon)」の計4軒が1つ星を獲得した。
「ザー」には、今回「ヤングシェフアワード(Young Chef Award)」を受賞したサム・チャン氏が所属している。「ヒバナ・バイ・光輝」はハノイ市の5つ星ホテルの中にあり、本格的な日本料理を提供している。「タムビ」はベトナム料理のメニューが豊富な人気のレストランだ。また、アンアンサイゴンは先ごろ、「アジアのベスト50レストラン50(Asia’s 50 Best Restaurants)」にベトナムから唯一選出された。
星を獲得した4軒のほか、70軒が「ミシュランセレクション」に、29軒が「ビブグルマン」に選ばれた。詳細はミシュランのウェブサイトで閲覧できる。
両市の各レストランは、◇素材の質、◇調理技術の高さ、◇味付けの完成度、◇料理の独創性、◇コストパフォーマンス、◇常に安定した料理全体の一貫性という5つの国際基準に基づいてミシュラン審査員によって評価された。審査は2022年12月1日から行われた。
星の数は次のような意味を持つ。
◇1つ星:その分野で特に美味しい料理
◇2つ星:きわめて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
◇3つ星:それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理
タイヤメーカーのミシュランが発行するミシュランガイドは、パリ万博が開催された1900年に自動車運転者向けのガイドブックとして発行されたのが始まり。現在はレストランの格付けガイドブックとして知られており、世界40か国・地域にあるレストランが掲載されている。