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韓国サムスングループ(Samsung Group)が展開するホテル新羅(シーラ=The Shilla)は、新たなホテルブランド「新羅モノグラム(Shilla Monogram)」を2019年内にも南中部沿岸地方ダナン市に開業する予定だ。
新羅ホテルが海外でホテルを委託経営するのは、2006年に韓国のホテルとして初めて中国蘇州に「シンジーレイク新羅ホテル」をオープンして以来となる。
ホテル新羅は、韓国国内のホテル市場で蓄積した競争力と差別化された運営能力を基盤として、ベトナムを筆頭に東南アジア、米国、中国など海外10数か所へ委託経営方式で本格進出する。
現在工事中の「新羅モノグラムベトナム・ダナン」は、ノンヌオック(Non Nuoc)ビーチに位置しており、地上9階建て、客室は約300室規模。ビーチレストランやオールデイ・ダイニング、バーなどを併設するほか、屋外プールをはじめ多様な施設を備える。
新羅モノグラムは、新羅ホテルの代表的なサービスと現地の象徴的特性が調和したホテルで、新羅ホテルの品格と価値に加え、ライフスタイルをコンセプトにした新しいアッパー・アップスケールホテルとなる。
これにより、ホテル新羅は、ラグジュアリーブランド「新羅ホテル(The Shilla)」と高級ブランド「新羅モノグラム(Shilla Monogram)」、プレミアム・ビジネスホテルブランド「新羅ステイ(Shillastay)」の3つのホテルブランドを展開することになる。
なお、今年で開館40周年を迎える韓国のソウル新羅ホテルは、国家的な行事を開催するなど韓国国内を代表するホテルとして名声を築いてきた。さらに、客室占有率、客単価など各種ホテル運営の競争指標でも最高の競争力を有するほか、韓国料理レストラン「羅宴」は韓国国内ホテルの中で唯一ミシュラン3つ星を獲得している。