(C) thesaigontimes |
国内最大手旅行会社のサイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト=Saigontourist)は28日、ホーチミン市内や近郊をクルーズする7種類のリバーツアーを発表した。また同社は、リバークルーズの拡大展開に伴い、船着場を増設する計画だ。
今回発表された新たなリバークルーズは、◇ホーチミン市タンカン観光区~同ビンズオン省~ホーチミン市クチ郡ベンディン、◇タンカン観光区~ビンズオン省~ホーチミン市ハイタイン鯉生態観光区、◇ホーチミン市カンゾー郡カンタインマングローブクルーズ、◇タンカン観光区~ホーチミン市タインダー半島、◇タンカン観光区~ベンディン、◇タンカン観光区~ホーチミン市9区ロンフオック、◇タンカン観光区~ホーチミン市バムサット生態観光区。
これらは従来からあったツアーではあるが、利用客からの声を受けて交通手段を変更し訪問スポットを追加することでより充実したツアーとなっている。同社によると、これらのツアーは当面は外国人観光客をターゲットとするが、都市部に住む人や学生など国内客の誘致も拡大するだろうとしている。
ホーチミン市人民委員会は6月、2017年~2020年における河川観光開発計画を承認している。同計画では、2018年の河川観光客数の目標値は45万人、同分野の年間成長率は+15%と設定している。河川観光開発の拡大に伴い、モーターボート、手漕ぎボート、カヌーなどへの投資のほか、各種クルーズツアーに合わせて桟橋や船着場の増設も進めている。