(C) vnexpress, コンパートメント内 写真の拡大. |
(C) vnexpress, ソフトシート座席 写真の拡大 |
ハノイ市とホーチミン市を結ぶ南北統一鉄道SE7・8号が26日、「5つ星列車」に生まれ変わった。サイゴン鉄道旅客輸送会社(Saigon Railways)は26日、SE7・8号の第2世代車両をお披露目した。これは、2015年1月末に改修されたSE3・4号に続く南北統一鉄道の中で最も高品質な車両となる。
新しくなった車両は、コンパートメント(寝台車の個室)やソフトシート座席、ハードシート座席、食堂車などを改修、一新した。床は騒音を和らげるアルミ合金となり、トイレも高級列車の基準に沿って改修された。廊下には、柔らかい光のLED照明が配置されている。
今回59車両が改修され、投資額は650億VND(約3億5000万円)に上る。改修後も運賃は引き上げず、ハノイ駅~サイゴン駅間が54万2000~154万7000VND(約2900~約8200万円)となっている。
なお、SE7号は6時ハノイ駅発、翌日16時05分サイゴン駅着。SE8号は6時サイゴン駅発、翌日15時33分ハノイ駅着となる。また、SE3号は22時ハノイ駅発・翌々日5時20分サイゴン駅着、SE4号は22時サイゴン駅発・翌々日5時30分ハノイ駅着。
南北統一鉄道の乗り方については、ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「鉄道の乗り方(1)~統一鉄道ってどんな列車?~」及び「鉄道の乗り方(2)~乗車券を買ってみよう~」を参照。