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北中部トゥアティエン・フエ省の2013年9月初めまでの観光収入は前年同期比+14%増の1兆6550億ドン(約77億円)となった。1日付タムニンが報じた。
また、同期間に同省を訪れた観光客数は181万6000人、このうち69万人が外国人観光客だった。外国人観光客を出身国別で見てみると、タイが最も多く、全体の18.05%(前年同期比+2%増)を占めた。以下、◇韓国、◇フランス、◇ドイツ、◇オーストラリア、◇英国、◇米国、◇日本と続いた。
タイからの観光客が増加した理由は、タイ・ラオス・ベトナムを結ぶ東西経済回廊の陸路輸送インフラ整備が進んだためと見られている。陸上輸送インフラが改善したことにより、観光客は自ら自動車やバイクを運転して、より自由なスケジュールで旅行することが出来るようになった。
なお、文化スポーツ観光省は、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、ベトナムの5か国間で「5か国1観光圏」プログラムを展開すると共に、5か国を訪れる外国人に対して5か国共通査証(ビザ)の発給を検討しており、これが実現すれば、今後、外国人観光客は一層増加すると期待されている。