北中部トゥアティエン・フエ省人民委員会はこのほど、「2020年同省観光開発総合計画および2025年までのビジョン」の途中経過を報告した。26日付ベトナムプラスが報じた
同計画はシンガポールのアキテク・テンガラ(Akitek Tenggara)社の支援を受けて、2009年に開始された。計画は3期に分けて実施され、現在までに2期が完了している。同社はこれまで主に環境都市開発向けのインフラ整備などを実施してきた。
同省人民委員会のグエン・バン・カオ主席は、Akitek Tenggara社の同計画におけるこれまでの実績を高く評価するとコメントした。但し、一部の専門家からは、ベトナムの歴史・文化・風土に合った開発を進めるために、各分野への意見聴取を重視すべきとの声が上がった。なお、同案件は2012年第1四半期に完了する予定。