メコンデルタ地方キエンザン省人民委員会と建設省は12日、「2030年までのフーコック島開発マスタープラン」修正案に関する会議を開催した。
ブイ・ファム・カイン建設次官は、将来フーコック島を「特別経済行政区」に発展させ▽観光・リゾート▽貿易▽科学技術研究・人材育成▽金融▽海運▽国際交流▽国防――の拠点として整備すると述べた。
米国のコンサルタント会社WATG社はフーコック島を▽3つの都市区(面積3万8500ヘクタール)▽観光区(同3800ヘクタール)▽交通区(同1500ヘクタール)――の5つの区域に分割することを提案している。人口規模は約54万人。
同省人民委のブイ・ゴック・スオン主席は「計画の修正は現行のプロジェクトに影響を及ぼす可能性がある」と認めた。マスタープラン修正案は年内に政府に提出される予定。