チャン・チエン・タン文化スポーツ観光次官はこのほど、今年ベトナムを訪れる外国人訪問者数は450万人(昨年実績は約380万人)に達するとの楽観的な見方を明らかにした。計画によると、外国人からの観光収入は39億5000万米ドル(約3600億万円)、国内旅行者2150万人からの観光収入は67兆ドン(約3500億円)を見込んでいる。
タン次官は、世界同時不況の中でもさまざまな方策により外国人観光客の誘致は可能との見方を示している。1月からパッケージツアーの値下げキャンペーンが実施されているほか、昨年12月からはアセアン諸国国民のビザなし観光が可能になった。また、今年は中部高原地方観光年、中部ダナン市の第2回国際花火大会、第3回アジア・インドアゲームなどのイベントが目白押しで、外国人観光客の訪問が期待できるという。