高さ制限のためニャチャン港への寄港取りやめを検討していた英国の豪華客船「オーロラ」号(※関連ニュース参照)がこのほど、港外で乗客に小型船に乗り換えてもらうというニャチャン港側の案に応じ、寄港することになった。
オーロラ号の船長は当初、乗客の多くは高齢者や障害者であるため、同港の提示した案は受入れ難いとして、ニャチャンへは寄港しない可能性を示唆していた。しかし、代替案として浮上していたブンタウへの航路変更が時間的に厳しいことなどから、同船は最終的に港側の案を受け入れることを決めた。この案によると、オーロラ号は12日、港から約1.5キロの地点に停泊し、別の2隻の小型船で1隻100人ずつ乗客を港まで搬送する。
今回は妥協する形となったオーロラ号だが、同船の船長は、今後オーロラ号がニャチャン港に寄港することは恐らくないだろう、と話している。