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ユヴェントスやアヤックスなどで活躍した元オランダ代表のMFエドガー・ダーヴィッツ氏が27日午後9時頃、ホーチミン市タンソンニャット空港に到着した。ダーヴィッツ氏は28日から同市1区9月23公園で行われた「タイガーストリートフットボール2012」を特別ゲストとして観戦し、ファンとの交流会にも参加した。29日付テータオが報じた。
「タイガーストリートフットボール」は、東南アジアで開催されているストリートサッカーの国際大会で、ベトナムでの開催は今回が初めて。大会には、◇ブラジル、◇アルゼンチン、◇ベトナム、◇シンガポール、◇マレーシア、◇タイ、◇中国の各チームが出場した。大会賞金は総額10億ドン(約377万円)。この他、歌手やダンサーによるショーも行われ、大会に色を添えた。
ダーヴィッツ氏は1990年代のオランダ代表を支えた中心選手。名門アヤックス・アカデミーで育ち、そのままトップデビュー。20歳の時、UEFAチャンピオンズリーグを制し、トヨタカップでも優勝。1997年に加入したユヴェントスでは、デルピッポ(アレッサンドロ・デルピエロとフィリッポ・インザーギの2トップ)やジヌディーヌ・ジダンらと共にユーヴェの一時代を築いた。また、緑内障を患ってから専用のゴーグルを着用してプレーするようになり、それが自身のトレードマークにもなった。