(C)Nguoi lao dong,Nguyen Thi Khanh Huyen、エジプトで撮影 |
貧乏旅行なので移動手段は公共交通機関とヒッチハイク。宿泊はバックパッカーの泊まる安宿や無料の宿泊施設を利用した。彼女は思いがけない出会いも経験した。インドのニューデリーでは、インド人青年に「ベトナム人ですか?」と話しかけられた。ベトナム人の恋人がいるという彼と話をしているうちに、恋人が自分の友人だったことが分かったという。
フエンさんは旅費を稼ぐために、旅先でも積極的に仕事を探した。イスラエルのテレアビブでは技術系ウェブサイトに記事を執筆、タンザニアではカジノでアルバイト、インドではエキストラとして映画に出演した。
フエンさんは旅を通して世界を学んでいる。今後、南アメリカ大陸への旅を予定している。また、旅で感じたことなどを綴ってフェイスブックに掲載した文章を、本として出版する話が進んでおり、9月にも発売される見込みだ。ベトナム人バックパッカー向けの旅行サイトを立ち上げることも考えているという。