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2025/03/19 17:16 JST配信
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- 殺人罪、強盗罪、軍用兵器の違法所持罪
- 点滴に致死量の鎮静剤を混ぜて投与し殺害
- 医療機器を使って遺体を損壊後に遺棄
東南部地方ドンナイ省で2024年4月に発生したバラバラ殺人事件で、同省人民裁判所は18日、被害者の愛人だったザイン・ソン被告(男・37歳)に死刑の判決を下した。
ソン被告は、殺人罪、強盗罪、軍用兵器の違法所持罪に問われていた。
ソン被告はドンナイ省ビエンホア市在住で、ドンナイ省総合病院に勤務する医師だった。妻子を持つ同被告は、同じく既婚者だった被害者のNさん(女性)と不倫関係にあった。
Nさんは2024年3月、妊娠したとして被告の責任を追及した。これを受け、被告は2024年4月13日にNさんを病院の一室に誘導し、疲労を訴えるNさんに点滴を勧め、点滴に致死量の鎮静剤を混ぜて投与し殺害した。
被告はその場で医療機器を使って遺体をバラバラにし、さらにNさんが本当に妊娠していたかどうか確認すべく子宮も開けた。これについて被告は、Nさんは実際には妊娠していなかったと供述している。
被告はバラバラにした遺体を省内の複数の場所に遺棄し、Nさんの金品も奪った。家宅捜索では、Nさんが所持していた金品のほか、拳銃と弾丸も発見・押収された。被告によると、不倫関係が発覚することを恐れ、自殺しようとして拳銃を入手したという。
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