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- ベトナムの女性登用率37.4%
- 日本の女性登用率18.4%、31か国で最下位
- 幹部に女性ゼロの割合、ベトナムは1.1%
会計関連サービスを提供する太陽グラントソントンは、2024年10~12月に実施した非上場企業を中心とする中堅企業経営者の意識調査の結果を公表した。この調査は、グラントソントン加盟主要31か国に対して実施する世界同時調査の一環。
中堅企業の経営幹部における女性登用率について、ベトナムは37.4%で9位だった。日本は18.4%で最下位だった。
1位は南アフリカ(47.2%)、2位はタイ(43.1%)、3位はフィリピン(43.0%)、4位はトルコ(41.3%)、5位はスペイン(40.4%)。調査対象国平均は34.0%となっている。
一方、経営幹部に女性を登用していない中堅企業の割合は、ベトナムは1.1%で28位。日本は32.2%で、調査対象国中で割合が最も高かった。
経営幹部に女性を登用していない中堅企業の割合が最も低いのは米国、インドネシア、中国でいずれも0.0%。これにベトナムが続いた。一方、割合が高いのは日本に続いて韓国(27.8%)、アラブ首長国連邦(20.0%)、ギリシャ(18.8%)、エジプト(18.2%)などの順だった。調査対象国平均は4.1%となっている。