(C) tuoitre |
- 全国で検挙した交通違反件数▲7.3%減少
- 意識向上により交通状況改善、事故も減少
- 特に大都市で違反行為が目に見えて減少
交通警察局は21日、道路交通分野の交通安全秩序に関する行政違反処罰を規定する政令第168号/2024/ND-CPの施行から約3週間で、全国で検挙した交通違反件数は23万0672件となり、直前の3週間と比較して▲1万8122件(▲7.3%)減少したことを明らかにした。意識向上により交通状況が改善され、交通事故も減少した。
交通警察局によると、特に事故につながりやすい違反行為で明確な減少が見られた。直前の3週間と比較して、◇車両の過積載や違法改造:▲34.5%減、◇スピード違反:▲28%減、◇アルコール濃度違反:▲13.5%減、◇信号無視:▲7.3%減などとなり、特に大都市で信号無視や歩道走行、一方通行路の逆走といった違反行為が目に見えて減少している。
交通警察がいなくても、信号を自発的に守る様子が見られるようになった。結果、交通渋滞も長引かず、2〜3回の信号待ちで解消される状況が一般的となっている。
交通警察は、交通安全の確立に向けたベトナムの決意を内外のメディアが評価しており、交通安全は外国投資誘致や観光促進、観光客の再訪を促進する広告の一つでもあるとしている。