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- 放火による大規模な火災発生、11人死亡
- 殺人容疑で容疑者(男・51歳)を逮捕
- 客とトラブル、仕返しで店に放火
ハノイ市バックトゥーリエム区第2コーニュエ街区ファムバンドン(Pham Van Dong)通り258番地にあるカフェで18日夜、放火による大規模な火災が発生し、11人が死亡した。
同市警察は19日未明、殺人容疑でカオ・バン・フン容疑者(男・51歳)を逮捕した。
フン容疑者は、同店にガソリンをまいて火を放った疑いが持たれている。取り調べでの供述によると、同店でビールを飲んでいたところ、店内にいた客との間でトラブルが発生し、殴る蹴るの暴行を受けたため、仕返しをしようとガソリンを購入して放火したという。同容疑者は強盗と窃盗の前科がある。
容疑者は、多くのバイクが駐車されていた店の前にガソリンをまいて火を放った後、そのまま現場を立ち去った。
市当局は18日午後11時3分に通報を受け、複数の区の消防隊を総動員し、消火と人命救助にあたった。火は11時40分に消し止められたが、11人が死亡した。また、7人が救出され、うち4人が煙の吸入や火傷により病院で治療を受けている。