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- 麻疹、「グループBの感染症」に分類
- 8月から市内全域で流行
- 麻疹に感染した子供3人が死亡
ホーチミン市人民委員会は27日、麻疹(はしか)の流行を宣言した。
麻疹は、伝染性が高く、死亡の可能性がある危険な病気と定義される「グループBの感染症」に分類され、同市では8月から市内全域で流行している。
ワクチン接種を受けていない、または十分に受けていない場合に感染する恐れがある。適切なケアと治療を受けなければ、重篤な合併症を引き起こし、死に至る可能性もある。
同市医療当局によると、年初からこれまでに同市では麻疹の疑いのある発疹が525件発生し、このうち39.8%に当たる209件が麻疹ウイルスに感染していることが確認された。なお、麻疹に感染した子供3人が死亡した。