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- 自称寺院「旧ボンライ寺」事件で捜査拡大
- 92歳住職を実の娘との近親相姦で起訴
- 自称住職は22年に別の罪で禁固5年の判決
南部メコンデルタ地方ロンアン省警察は、同省ドゥックホア郡ホアカインタイ村=xa Hoa Khanh Tay, huyen Duc Hoa)にある自称寺院「宇宙の果ての禅庵(Thien am ben bo vu tru、旧ボンライ寺=Tinh that Bong Lai)」をめぐる事件で、寺院で頻繁に行われていた近親相姦について、刑事事件として立件した。
近親相姦容疑で起訴されたのは、自称住職のレ・トゥン・バン容疑者(男・92歳)。寺院に住む自称孤児の多くは同容疑者の実子で、中には近親者との間にもうけた子供も複数いる。警察は捜査を経て、同容疑者とその娘が近親相姦により子供を出産した証拠を掴んだ。同事件をめぐり、警察は引き続き捜査を進めている。
なお、自称寺院で暮らしながら僧侶を名乗っていた同容疑者は、2022年に別の事件で「自由および民主を乱用し、国家・組織・個人の合法的な利益を侵害した罪」に問われ、裁判所から禁固5年の判決を言い渡されていた。