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- ホコ天で誘拐された女児2人を保護
- 21歳女を逮捕、マンションで女児軟禁
- 警察が犯行動機などを取り調べ中
ホーチミン市1区警察は8日午後に記者会見を開き、今月3日夜に同区グエンフエ(Nguyen Hue)通りの歩行者天国で行方不明となっていた女児2人を無事に保護したと発表した。女児らは、女に誘拐された後、同市ビンタイン区のマンション「サイゴンパール(Sai Gon Pearl)」の一室に軟禁されていた。
同区警察のレ・マイン・ハー中佐は、42時間におよぶ捜査の末、被害者2人を無事に保護して母親に引き渡したと明らかにした。同区警察署長のグエン・ハイ・フオック大佐によると、同市警察は6日午後4時ごろ、7区在住の女性N・T・Cさんから、7歳と3歳の娘がグエンフエ通りの歩行者天国で行方不明になったとの通報を受けた。
この情報はすぐにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で拡散され、大きな話題となり、この時点で既に女児らが何者かに連れ去られたとの情報も流れていた。
公安省の指導者らは、ホーチミン市警察、同市警察刑事警察部(PC02)、同区警察に対し、早急に女児2人を捜索するよう指示。市警は約200人の警察官を動員して事件の捜査と被害者の捜索に当たった。
8日午前4時30分ごろ、警察は女児らを連れ去ったファム・フイン・ニャット・ビー容疑者(女・21歳)の居場所を特定。ビンタイン区警察の協力を得てマンション内を捜索し、女児2人を保護した。女児2人は恐怖でパニックになっていた。警察はビー容疑者を逮捕して、犯行動機などを調べている。