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- ルック氏、1972年にクアンチ省で戦死
- ペニシリンの薬瓶の中の紙片を鑑定
- ルック氏の遺骨、故郷の墓地に埋葬
北中部地方タインホア省トスアン郡人民委員会は20日、51年前に戦死したベトナム人兵士レ・ハイ・ルック氏の追悼式を行った。ルック氏は1949年に同郡スアンライ村で生まれ、1968年3月に陸軍に入隊し第66連隊第7大隊第2中隊に配属された。1972年4月2日の北中部地方クアンチ省での戦闘で戦死した。
最近になってクアンチ省カムロ郡カムギア村で、4人の遺骨と2本のペニシリンの薬瓶が見つかった。クアンチ省警察刑事技術課が薬瓶の中の紙片を鑑定したところ、ルック氏ともう1人の兵士の身元が判明した。
もう1人の兵士は1951年にタインホア省クアンスアン郡クアント村で生まれたレ・シー・フン氏で、ルック氏と同日に戦死した。
追悼式では地方政府の指導者や軍人、地元住民、遺族らが、ルック氏に黙祷を捧げた。式典終了後、ルック氏の遺骨はスアンライ村にある遺族の墓地に埋葬された。