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- 高さ47mの巨大ノンラーツリー
- 毎晩数千人の来場者でにぎわう
- 24年新暦正月までライトアップ
東南部地方ドンナイ省ビエンホア市タンビエン街区(phuong Tan Bien, TP.Bien Hoa)にあるハーファット教会(nha tho Ha Phat)に、ノンラー(Non La、円錐形の葉笠)で作られた巨大なクリスマスツリーが完成した。今年は4200個余りのノンラーが使われており、例年以上の規模となっている。
今年のノンラー・クリスマスツリーは、5層構造で高さ47m、直径20m。このユニークなツリーは同教会が2018年から飾っているもので、最初のツリーは高さ25mだったため、今年は2倍近い高さとなる。このツリーは教区の信者からの寄付で作られた。
ツリーは12月17日の夜からライトアップされており、教区の信者のみならず、省内から毎晩数千人の一般客が見物に訪れて、記念撮影などを楽しんでいる。中には、わざわざホーチミン市から来ている人もおり、その中の一人であるホーチミン市直轄トゥードゥック市在住のLさん(40歳・女性)は、「この教会のクリスマスツリーを見に来るのは、これが2度目です。今年はさらにツリーが大きくなり、装飾もきらびやかになりました。クリスマスが近づいて混雑が予想されたので、友達を誘って早めに訪問しました」と話した。
なお、ハーファット教会のノンラー・クリスマスツリーのライトアップは、2024年新暦正月まで実施される。