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9月中旬に集団食中毒が発生した南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市ミンアン街区にある人気バインミー(ベトナム風サンドイッチ)店「バインミーフオン(Banh Mi Phuong)」の2号店「バインミーフオン2」は、3~5か月の営業停止と1億1000万VND(約67万円)余りの罰金処分が下される見通し。
食品安全衛生局と同省保健局は25日、同店舗の店主と面談して処分の内容を伝えた。ニャチャン・パスツール研究所で行ったサンプル検査によると、採取した原材料サンプル12種中7種からサルモネラ菌とセレウス菌が検出され、これらが今回の食中毒を引き起こしたと結論付けられた。
同省保健局によると、同店舗は食品衛生安全に関する5つの規定に違反しているという。このうち最も重大な違反は、政令第115号/2018/ND-CPに抵触して、5人以上の食中毒患者を出したことによるもの。これにより、同店舗は1億1000億VND余りの罰金、食品安全衛生証明書の取り消し、全ての生産・加工・販売施設が3~5か月の営業停止処分となる。
また同店舗は、今回の食中毒処理および患者の治療に関する全ての費用を負担しなければならない。なお、今回の食中毒騒動では、合わせて313人が同店のバインミーを食べた後に食中毒を発症。このうち103人が外国人だった。患者のうち入院が必要になったのは273人で、残る40人は自宅で治療し、健康観察を受けた。