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南中部沿岸地方クアンナム省保健局は21日、同省ホイアン市にある人気バインミー(ベトナム風サンドイッチ)店「バインミーフオン(Banh Mi Phuong)」で今月中旬に発生した集団食中毒について、ニャチャン・パスツール研究所で行っていたサンプル検査の結果が判明したと発表した。
研究所では、原材料から12種(パテ、レタス、キュウリ、バジル、玉ねぎ、ソーセージ、豚肉、シュウマイなど)、患者の便から1種のサンプルを検査。この結果、豚肉やレタス、玉ねぎ、キュウリ、シュウマイを含む複数のサンプルからサルモネラ菌が検出された。
この他、採取した原材料サンプル12種のうち7種からセレウス菌を検出。ただし、保健当局は今回発生した食中毒の最終的な原因について、まだ結論を導き出していない。
なお、今回の食中毒騒動では、外国人を含む少なくとも150人が、同店舗のバインミーを食べた後に食中毒を発症して入院したり、医療機関で治療を受けたりした。