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中国の教育施設で学ぶベトナム人学生の数は2022年に2万7000人となり、2018年と比べて2倍以上に増えた。これは在ベトナム中国大使館のフン・バー大使が2日にハノイ市で行われた中国政府奨学金(CSC)受給者に対する入学書類授与式で明らかにしたもの。
統計によると、中国現地で学ぶ、またはオンラインで学ぶベトナム人学生は、2018年に1万1000人余りだったのに対し、2022年は2万7000人と大幅に増加した。このうち、全学費の奨学金を給付されているのは約1700人。
また、ベトナム教育訓練省国際協力局によると、中国で学ぶベトナム人留学生の数は毎年約1万2000人から1万5000人で推移している。
フン・バー大使はこれらの統計について、「中国がベトナム人留学生を重要視していることを示すもの」と評し、中国政府が教育に力を入れており、世界トップクラスの大学システムの構築を進めていることを強調した。
なお、両国は2022年11月に教育分野の協力協定を締結。ノウハウ交換や教員の交流、語学教育、研究分野での協力を強化していくことで一致していた。