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韓国文化体育観光省は、ハノイ市立図書館のリフォームが3月末に完了し、4月18日に正式オープンしたと明らかにした。同日に行われた開館式には、同省のチョン・ビョングク第1次官のほか、ハノイ市人民委員会のチャン・シー・タイン主席、図書館関係者、ハノイ市民など約200人が参加した。
同省は韓国の政府開発援助(ODA)事業の一環として、2007年から海外にある小規模な図書館の造成を支援している。2020年からは、支援する図書館の範囲を公共図書館にまで拡大した。同事業を実施する背景には、海外における読書文化の形成や文化空間の設置、生涯学習の実施や情報活用、文化交流などを活性化させる目標がある。
ハノイ市立図書館は、同省として初の海外の公共図書館造成事業となった。リフォームした1~3階には、ロビーや資料室、閲覧室、事務室などがある。一部には韓国資料館も設置した。このほか同省は、図書館管理や司書の業務に関する教育も行った。