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米議会代表団はこのほど、ホーチミン市の戦争証跡博物館で、戦争被害克服に対するベトナムと米国の取り組みを紹介する展示室整備に関する調印式に立ち会った。
米国国際開発庁(USAID)と戦争証跡博物館が設計・施工で協力するもので、両国の国交正常化30周年、戦争終結50周年にあたる2025年にオープンする予定。
USAIDとベトナムにおける戦後の地雷・有害化学物質の被害克服に関する国家指導委員会(701事務所)は2021年に、戦争被害克服に関する認識向上のための広報に関する覚書を取り交わしており、戦争証跡博物館に整備される展示室が、この覚書に基づく取り組み第1弾となる。
調印式でオレゴン州のジェフ・マークリー上院議員は、「この博物館は、過去を証明するばかりでなく、両国が共通の未来を向くための機会となるものだ」とコメントした。