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文化スポーツ観光省国際協力局によると、3月15日以降、中国の旅行会社はベトナムへの団体旅行の催行を再開することが可能となる。
在ベトナム中国大使館文化参事官が8日午後、中国大使の依頼のもとで文化スポーツ観光省庁舎を訪問し、グエン・フオン・ホア国際協力局長との会合の中で、中国からベトナムへの団体旅行の再開に関する中国当局の決定を伝えた。
参事官は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)前のベトナムと中国の観光協力は良好だったとし、両国の国民に相互利益をもたらし、友好関係の進展に貢献しているとの見解を示した。また、中国は常にベトナムからの提案を重視しているとした。
参事官はさらに、中国が直行便運航の優先国リストにベトナムを入れることを検討していると述べ、ベトナムと協力して両国の観光客の正当な権利を保護したい意を示した。
ホア局長は、団体旅行を再開する国のリストにベトナムを追加することに関するベトナムの提案を受け入れた中国に謝辞を述べ、両国が緊密に連携し、両国間の観光活動を促進することを望んだ。
コロナ禍前、中国人観光客数はベトナムを訪問する外国人観光客数全体の約3割を占め、常にトップだった。2019年にベトナムを訪れた中国人観光客数は前年比+16.9%増の580万人だった。
一方、中国を訪問するベトナム人観光客数も、中国の国別外国人観光者数で上位5か国に入っていた。2019年に中国を訪れたベトナム人観光客数は前年比+4.8%増の790万人に達した。