![]() (C)tuoitre |
ホーチミン市小児病院はこのほど、自転車のブレーキアームが左の眼窩に突き刺さった状態で緊急搬送された少女L.T.Vちゃん(9歳、ホーチミン市ビンタン区在住)を受け入れ、眼窩内異物除去手術に成功したと明らかにした。
Vちゃんは病院に搬送される30分前、家の近くで遊んでいるとき、自転車を運転している他の子ども2人と衝突。この事故で自転車のブレーキアームが破損し、Vちゃんの左眼窩に突き刺さった。ブレーキアームは眼窩底を突き破り、脳にまで達していた。
同病院の医師らは、Vちゃんの頭蓋骨を開き、損傷した脳組織や血腫、骨折片の除去手術を施すとともに、ホーチミン市眼科病院の医師らと協力して、眼窩内の異物除去手術も行った。
現在、Vちゃんの健康状態は安定しているが、人工呼吸器が装着され、輸血や抗生物質、抗脳浮腫などの集中治療を受け続けている。