(C) tuoitre |
カンボジア・スバイリエン州バベット市のバベット国際国境検問所の向かいにある東南部地方タイニン省のモクバイ国際国境検問所で11日、カンボジア当局から国境警備隊にベトナム人78人の身柄が移された。
その多くが「高給で簡単な仕事」を紹介されてカンボジアに渡り、ベトナムと国境を接するカンボジアの複数の州にあるカジノを装ったいかさま賭博グループで不法就労し、ベトナム国内のベトナム人をターゲットとしたオンライン賭博や詐欺などの犯罪行為の実行を強いられていた。
ベトナム人らは、不法就労の外国人を採用する「カジノ」に対するカンボジア警察の取り締まり強化により救出され、身元確認を経てベトナム側に引き渡された。なお、78人のうち1人は密輸容疑で国際指名手配されているため、入国後にホーチミン市警察に身柄を移された。