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日本国籍の少年(10歳、ホーチミン市7区在住)が4月上旬に南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市にあるリゾート「センタラ・ミラージュ・リゾート・ムイネー」のプールで溺死した事故について、同市警察は、「プールの状態と作動原理は適切だった」との鑑定結論を発表した。
同市警察が遺族に送付した鑑定結論では、プールの設計書と実際の施工は合致しており、プールに設置された設備、プール内の設備設置にかかる技術やプールの活動状態は設計通りだったという。また、プールの水を浄化するための吸引・ろ過・排出システムの作動原理も設計に合致し、プールの活動原理上、水泳中または吸引口の位置に立つ身長1.4m、体重39kgの人間を死亡に至らしめる吸引は不可能、とされている。
この事故についてファンティエット市警察は5月31日に、「業務上過失致死」の疑いで立件していた。