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ホーチミン市疾病管制センターは5日午後、市内で確認された新型コロナウイルスのオミクロン株の亜系統である「BA.4」と「BA.5」の感染者3人の情報を提供した。
3人のうち、2人から「BA.4」、1人から「BA.5」が確認された。
「BA.4」が確認された2人はトゥードゥック市タインミーロイ街区在住で、同居しているきょうだい。母親が感染し、母親と接触があったことと発熱や頭痛などの症状があったことからクイックテストを受け、陽性となった。
「BA.5」が確認された1人はクチ郡タンフーチュン村在住の11歳の女児。6月20日に発熱と軽い咳の症状があり、母親も感染して接触があったことからクイックテストを受け、陽性となった。ただし、6月17日から外出しておらず、家族以外との接触もなかったという。
同市では6月以降、トゥードゥック市と22区・郡における変異株の監視網を拡大している。同市で「BA.4」と「BA.5」が新たに確認されたことを受け、当局は市民に対し、ワクチン接種とマスク着用、手洗いなどを改めて呼び掛けている。
なお、ベトナムでは6月末に「BA.5」が国内で初めて確認された。