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保健省予防医療局のファン・チョン・ラン局長は27日に開かれた保健省の記者会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株の亜系統である「BA.5」が国内で初めて確認されたと明らかにした。ただし、症例の具体的な内容については明らかにしていない。
ラン局長はベトナムでのBA.5系統の出現について、以前から警戒していたものであり、経済交流の再開やニューノーマル(新常態)の実現においては避けられないと話した。
BA.5系統は、今年1月に南アフリカで最初に発見された。これまでのところ、イスラエルやドイツなどの一部の国で主流となっている。なお、ベトナムでは現在、「BA.2」系統が主流となっている。
保健省は、世界保健機関(WHO)の情報と併せて新系統の監視を継続し、状況によって感染防止策を調整・展開していく方針だ。