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ホーチミン市第1小児病院は3日、小児心臓センターと緊急蘇生センターを正式に開業した。2つのセンターが入った病棟は12階建てで、225床の病床がある。
小児心臓センターには、心臓病科や心臓外科、心臓蘇生科などがあり、最新設備で複雑で高度な治療を行う。近い将来、子どもの心臓移植を手掛ける方向だ。緊急蘇生センターは、最新の人工呼吸器システムや陰圧室、連続透析装置、体外式膜型人工肺(ECMO)などを備えており、域内や世界の子どもの緊急蘇生術を施す。
小児心臓センターと緊急蘇生センターは、ホーチミン市が第1小児病院で建設する3棟の1つで、最初に開業した病棟となる。この病棟には、眼科、歯科・顎顔面科も入居している。数か月後には、新生児センターと外科センターの入る病棟が開業する予定。さらに熱帯病センターの新病棟建設案が4月に承認されている。
同市人民委員会のファン・バン・マイ主席は、両センターの開業は第1小児病院や医療分野にとってだけではなく、市全体にとって喜ばしいことであり、6月1日の国際子どもの日を祝福する贈り物でもあるとの認識を示した。