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保健省は、6~12歳未満の未成年者に接種する新型コロナウイルスワクチンとして、米モデルナ(Moderna)製のワクチンを使用することを承認した。医薬品管理局が3月31日に明らかにした。
保健省のガイダンスによると、1回の治療過程はワクチン2回の接種から成る。4週間の間隔を開けて接種を行い、交差接種は行わないこととする。なお、モデルナ製ワクチンは6歳未満の未成年者に投与してはならない。
同省はこれに先立ち、5~12歳未満の未成年者に接種する新型コロナウイルスワクチンとして、米ファイザー(Pfizer)製ワクチンの使用を承認。こちらも1回の治療過程はワクチン2回の接種から成り、4週間の間隔を開けて接種を行い、交差接種は行わない。
ワクチン調達について、オーストラリア政府がベトナムに対し、未成年者用のモデルナ製ワクチン900万回分とファイザー製ワクチン470万回分を供与すると発表している。
中央衛生疫学研究所の統計によると、全国における5~12歳未満の未成年者の数は1181万人。海外からワクチンを受領後、まずは11歳の未成年者を対象に接種を開始し、その後は対象年齢を引き下げながら接種を手配していく。